建蔽率40%、容積率80%という比較的、法規制のきびしい敷地に建つ2世帯住宅/そこで容積率からは除外される半地階にお母さんの和室を確保して、全体を5つのレベルで構成されるスキップフロアの断面計画を提案しました。トップライトがある明るい吹抜を中心として各レベルに部屋の機能を割り振り、階段で繋げています。一番上のレベルに位置する主寝室と一番下のお母さんの部屋以外は、大きなワンルーム状の空間で、視界が抜けることによって、物理的な大きさより広く感じられると同時に、子どもの部屋が独立しない関係をつくっています。
|